前回に引き続き、12月の試合に向けてのA2課目経路の特訓です。
2鞍ともベル先生❤
593鞍目@ベル
今回は下乗りなしなので、自分でベルを柔らかくしていく。
フレームを作ってベルがその中に収まるようにして、
手綱が緩んだら徐々に短くしていく。
その時に自分の背中や腰が固くならないように。
馬が固くなってきたらまた半減却、控え拳。
少しずつ手綱を短くしていく。
「もう一握り短く」と何度か言われるけど、
これ以上短くすると私が固くなっちゃうよ。というと
「テキーラ3杯ぐらいのむ?」って無理だよ><
「馬の鼻が前に出ていこうとした時はもう拳を使う。」
どっちの拳を使ったらいいの?と聞くと
「必要な方、どっちも」
固くなったほうってことかな?
常歩で歩いていると
「使って使って!」と言われる。
馬の鼻が前に出てくるタイミングを教えてくれる。
上から見てるとよくわからないんだよね。
「拳を使うタイミングが早くわかるように手綱を短く。」
常歩で感覚を確認したあとは、正反動で、
「馬がバランス、サプルネスを失って鼻を前に出してきたら
拳を使って。」
ほんのちょっとの違いで「使って、使って」と言われる。
蹄跡を速歩しながら、拳を使うタイミングを覚えていく。
隅角や斜めに手前を変えるところで固くなりやすいみたい。
私が先かベルが先かって問題だけど…
そのまま3湾曲蛇のりへ入る。
同じように必要なタイミングで拳を使いながら。
かつ、「元気よく!」
元気よくすると私のサプルが失われるんだが…
「元気よく動かしながら鼻が上がってきたら使うように。」
めっちゃ忙しいんだけど…
「気づくのが遅くなってるよ、手綱短く!」
やってるうちに手綱が伸びてたみたい。
輪乗りに入ると、目に見えて固くなる。
「使って、使って!」となんかこれ焦る><
少し緩むけど、
「まだまだ、鼻が突っ張ってる、方向性はいいけどまだだよ。」
輪乗りだと、自分のバランスにも意識を向けないといけないので
忙しさ倍増。
内方脚と内方拳で頑張るけど、苦戦していると
「内側だけで上手くいかない時は外側も使うんだよ。」と
少し緩んできても
「まだ、まだ不十分、譲るとこじゃない使うところ。」
結構しっかりと馬が譲るまでやらないと駄目なんだ…
「どのくらいでどこまで使わないといけないかイメージ出来てきた?」
うん、だいぶ。
でも拳を使おうと集中すると、上体が前に突っ込んでいる感じ。
どうしたらいい?と聞くと
「前につんのめっている感じがしたら、ハムストリングからお尻のつながりを使って
背中で後ろにいかないよ、お尻を前に。」
輪乗りで駈歩へ。
駈歩のときも同じように鼻を前に出させないように。
速歩への移行。
移行の時にも拳が止まらない、動き続けること。
何度か駈歩→速歩への移行を繰り返して、最後になんとか
鼻を前に出させないままで速歩への移行ができた。
が、そっからの常歩ができない。
「拳を動かしながら、電灯。」
それが難しいんだよ~><
数周してやっと止める。
「ノリノリのダンスしながら後ろに倒れる感じw」らしい。
ということで動かしながら電灯の練習。
電灯を見れる上体のまま拳を使いながら常歩。
からの停止、だけどなかなか止まらない。
「左が電灯、右が電灯。」と先生。
止まろうとする時に拳が止まらないように。
止まってからも動きが止まらないように。
手前を変えて左手前へ。
「拳の重さをつま先で支えない、腿裏と電灯(上体)で支える。」
「馬が首を前にグイーと持っていくようなら横に動かす。」
からの駈歩。
「動かして動かして動かして、駈歩移行のときも止まらない!」
駈歩から速歩へ
「脱力しながら動きながら電灯。」
「拳で支えようとすると持っていかれるよ、胴体のパワーを使って。」
速歩から停止
「小さくてもいいからいつも止まらない。」
「停止の間も動いてる。」
また駈歩、からの停止。
え?停止!
動きながら動きながら止まる。あ、止まった。
停止から駈歩、からの停止。
「動いてる、動いてる、動いてる、動いてる。」
何かしようとすると私が止まってしまうので、先生がずっと言ってくれる。
その声を聞いている間は意識ができる。
「動いて動いて動いて、リズムの中でのテンポコントロールだよ。」
「馬がハミに噛みつけないようにいつも動いてる。」
これが
「馬のフレーム、ハミ受けを失わない中でのテンポコントロール」
一瞬たりとも気が抜けない、激むず!!
めちゃくちゃ疲れた…
594鞍目@ベル
前の時間でずっと動きを止めないっていうのをやってヘトヘト…
先生たちはいつもこれをやってるの?と聞いてみた。
「体が緩んで、馬の動きで自然に揺れることができれば
オートマチックにそうなる。」
らしい…
で、具体的にどこが緩んでいればいいの?と聞くと
「全身」
…それはちょっと、来月の試合までには間に合わないね。
「まずは骨盤・股関節、次に足首。」
足首なんだ肩じゃないのか?
「足首が緩むと肩も自然に緩む」らしい
そっか、いろんなところが固くなって動かないから、
自発的に動かさないといけなくなるのか…
少し速歩した後、経路へ。
人と通り速歩で経路を回る。
大きく鼻が上がってしまったら、拳も大きく使わないといけない。
そうなる前に気付くように。
拳を使う時につま先や膝で重さを支えない、ハムストリングとお尻で支える。
一通り回り終わったところで、ベースの速歩を少しスピードアップ。
でもう1回経路を回る。
3湾曲のあといいペースになったところで、ベルが連続してくしゃみ?
してバランスを持っていかれる。
なんとか立て直して常歩へ。
先生の「次は駈歩も行くよ。」という声にベルが反応して走り出す。
おいおい!動かして止める。
なんとかCまでに止めて、駈歩へ。
右手前と左手前どちらもなんとか鬼門の斜め~速歩~常歩ゾーンはクリア。
ベルが咳き込んでバランスが怪しい中だったけど…
「だいぶベターになったんじゃない?」とコメントもらった(^o^)
慌てて動きを止めないことが一番重要。
あと、移行とか隅角とか何かしようとすると拳が止まる。
ここで一回先生と乗り代わる。
本番も先生が下乗りがてらL1にベルで出る予定なので、
それに近い状況にしてもらう。
雨が激しくなってきたけど、乗り代わって再度経路へ。
先生の乗った後は、ベルちゃんはふにゃふにゃですw
そんなに拳を大きく使わなくてもフレームに収まってくれる。
常歩ゾーンも落ち着いて歩いてくれる。
駈歩からの速歩→常歩もなんとかクリア。
先生からは「断然いいでしょう!」と。
大雨の中、2鞍も頑張ってくれたベルちゃんに感謝のハグ愛撫❤
不安はいっぱいだけど、今日の練習で少しは出来るかもしれないと思ってきた。