乗馬クラブS

見た目は変わらないけど体の中に劇的な変化、股関節が自由になる!(580、581鞍目)

霧の中のベル先生の停止

月曜日にレッスンに行くのは初めてだった、半日営業って知らんかった。

今回もBⅠM研からの引き続きの課題「骨盤・股関節・脚」
に取り組みます。

前回、シュバちゃんに爆走された翌日は腹筋・背筋・背中・首が痛かった!
その上、ベル先生の上でのスクワットで下半身も筋肉痛。
ほぼ全身痛い!

今週は先生が千葉に行っちゃって、金曜日にレッスンを受けられないので、
中2日でのレッスン。
12月の試合まで時間がないしね。

480@ベル

前回はひたすら地味練だったベル先生。
昨日のレッスンも速歩までの地味練だったみたい、元気ありあまってる?

あいにくの雨だし、ガスも上がってきて回りが白くなってきてる。

前回に引き続き、脚の取り組み。
軽速歩で座る時と立つ時に使う筋肉を意識する練習。

「寒いから地味錬には向かないね。」と先生、何?駈歩するの?

今日はブランケットを腿の下にくぐらせて手綱と一緒に持つ。
ベルちゃんの2本の手綱と短鞭とブランケット!
持ち物が多いよ!と言って手綱を1本結んでもらう。

立つ時に腿の後ろから押し上げるように、逆に座る時に
ブランケットを押し下げるようにと。
でもって、ブランケットは前上に押し上げる。

うむむ、やることが多いぞ。
やっていると、ブランケットがだんだんお尻の方に
ずり上がってくる。

軽速歩の後は、ブランケットで立ったまま立ち乗りしたり、
立つ立つ座るの軽速歩をしたり。

立つ時に方から前に突っ込まないようにと、
体を残したまま拳を前上に持ち上げる。
前に出る時に、腰が反らないようにと。

手がプルプルになった頃にやっとブランケット回収。
何もない状態でも同じイメージでと。

少しは、ハムストリングを意識出来るようになった気が
するんだけど。。。

ブランケットがなくなった途端にベル先生が早くなる。
なんで?同じ感覚で乗ってるつもりなのに…

何が違うんだろ?と考えるとブランケットを持っていた
時のほうが拳を前に出している分、上体にテンションが
あった気がする。

少しブランケットを押し出していたように、拳を前にだして
動きをじんわりとすると収まってきた。
ペースが一定になってきたところですかさず輪乗り。

ペースコントロールとハムストリングとブランケットで手一杯なのに!
輪乗り!からの駈歩!ひえ~!
と思ったら「蹄跡」とホッ、1つ仕事が減った。

「ブランケットの感覚」と駈歩中に言われたけど、
実際にブランケット持って駈歩したことが無いので、イメージはぼんやり。

駈歩のまま、斜め手前変換からの速歩。
「ブランケットからの電灯、テンポコントロール」
ブランケットから電灯って!難しいよ!

案の定走られる。
1周かけてやっと収める。

左手前の輪乗り、入れない。
ハムストリングを意識しながら、ブランケットの感覚を
保つだけで手一杯で上手く体が使えない。

高速速歩で輪乗りを逃げられる。
「ブランケットからの電灯」が出来ない。
だって、逆の動きじゃない!

一度ブランケットを忘れて、電灯で収縮させる。
収縮したところでブランケットでそれをキープ。
なんとか収まったところで、改めて左駈歩。

蹄跡を何周かした後、輪乗りに入って輪乗りを詰める
「外側の拳ね」と何度も言われる。

どうも輪乗りを意識して体をローテーションさせようと
馬よりも内側を向いてしまっているみたい。
「外方拳は馬の首を外に向けるために使うんだよ。」

輪乗り・外方拳・ブランケット・股関節・ハムストリング
そんなにいっぱい意識できないよ!!

輪乗りのまま速歩へ、何とか走られずに落ち着いた速歩に落ちた。
でも蹄跡にでてからまた、逃げられる。

どんどん、早くなるので、曲げることは諦めて。
電灯を使ってペースコントロールに集中。
先生から「止まれ」の号令。

電灯で止めようとすると
「ハムストリング」と言われる。
意識してハムストリングを意識して体をおこすようにすると
ピタッと止まった。

その後も、ジリジリと動き出そうとするベルに。
「ハムストリング!」と
使うと止まる。その繰り返し。

どういうこと?って聞くと
「腿の後ろで体を起こす、腿の前で起こさない」
ということらしい。
「ブランケットを持っている時に馬がランニングしなかったのは
腿の後ろで体が起きていたから。」
そっか、その違いだったのか。

止まったところで、輪乗りに入って正反動。
速歩→停止の繰り返し。
停止の度に「ハムストリング」の声。

「ハムストリングでテンポコントロール」
を意識してると?出来る。
走られない、止められる。

繰り返していると、ベルちゃんがだんだん収縮してくる。
上手く出来た時は速歩から1歩ぐらいで止まれる。

最後は収縮した速歩からきれいに停止してくれた。

ベル先生!最高!
家でブランケットで軽速歩の練習を死ぬほどやる!

481@トレジャー

やっぱり雨は止まず、モヤもかかったまま。

ベルの最後の感覚の確認するところから。
トレジャーは止めるのに苦労するタイプではないので、ピタッと止まる。
逆にハムストリングを意識しにくい。

からの軽速歩。
ハムストリングを使って立つことを強く意識する。
トレジャーは収縮しなくても反動が高いので、いつもふっ飛ばされながら
危ういバランスを保ちながら軽速歩をするんだけど。。。

なんだかトレジャーの反動が、体の中に入ってくる感じ。
入ってきて、ちゃんと受け止められて安定して座りに行ける。
今までとは全く違った感覚。

ベル先生は元々反動がなかったので気が付かなかったけど、
トレジャーぐらい反動が高いとはっきり分かる。

「背中固くなってない?」と言われバランスのズレが分かる。
重心が真っ直ぐに降りていないと固くなるんだ。
これも初めての感覚、微妙なバランスのズレが分かるようになった。

ハムストリングと電灯を意識しながら歩度の詰め伸ばし。
歩度を詰めた状態から正反動へ。。。

やっぱりいつもと違う、上下の動きはあるんだけど、
なんかゆっくりな感じ、股関節で反動が吸収されてるみたい。
トレジャーレベルの反動を受けても股関節が固まらない。

軽速歩と正反動を何回か繰り返した後、輪乗り。
今までと真逆な筋肉の使い方をするのは結構な集中力がいる。
同時に背中が固くならないようにバランスのズレにも意識していると、
どうしても他のことがおろそかになる…

前回は、ちゃんと輪乗りに入れたのに隅角に逃げられる。
いつもの「蹄跡は輪乗りじゃないよ。」という先生のツッコミも
入らないのをいいことに、オープン側から輪乗りへ。
今は勘弁して!!この動きがしっかり定着できるまで。

というかベルの時もそうだったけど、自分のことで手一杯で
ベルやトレジャーのサプルに気を回せない…orz
ゴメンね、もう少し慣れてきたらちゃんとするから今は許してね。

からの駈歩。
前回の時もそうだったけど、やっぱりフィット感がない。
前に言われたように、トレジャーの向いている向きに一致すると
少しましになった。

でも、お尻のゴリゴリ感はない。
これはいい傾向なのでは?お尻にアイスノンから開放されるか??
翌日になってみないとわからないけどねw

駈歩で斜めに入って、速歩で手前を変える。
手前を変えるために、2回座った時に少しバランスを崩した瞬間。
筋肉の使い方が逆転してしまった!
やべっと思って2歩ぐらいで修正する。

「今逆転しちゃったw」と先生に自己申告
「感じられたのであればいいよ。」と先生。
うん!はっきり逆転したのがわかったよ。

その後も、駈歩で蹄跡から輪乗り、輪乗りから蹄跡を繰り返す。
駈歩中にブランケットをあまり意識できてないのがバレてるのかな?
輪乗りのコントロールもあまりできない。

最後は、ハムストリングからの電灯を意識して常歩へ。
ベンチの前で止まって、どう?と先生の顔を見る。

「だいぶイメージ良くなってきたね。
自分で(筋肉の働きの違い)気付けるようになったのが大きい。」
そう、前回帰ってから色々考えて意識できるようにしたんだよ!
自主練の成果あったかな?

何よりトレジャーの反動がちゃんと受け止められるぐらいに
股関節が緩んで自由になれた。
「脚のポジションとか動きはほとんど変わってないんだけどね。」と
でも、乗ってる感覚は全然違ったよ!

見た目も動きも変わらないのに先生は何でわかったの?と聞くと、
「いいポジションに脚があるのに股関節の動きが良くないから」と
まるで学者だね、論文書いたらいいのに。

先生が「股関節が自由にならないと動きがバッティングする」と
言っていた意味がやっとわかったよ。
逆の筋肉を使っていると、馬の反動とぶつかってしまうんだね。

「体感できないと、理解してもらえないんだよねw」と苦笑い。
うん、私も言われた時はポカーンとしてたよ。

「だいぶ頭の中のモヤがすっきりしたんじゃない?」
うん!今日の天気とは正反対でクリアになったよ。

「もう少し時間がかかると思ったけど、思ったより(直るの)早かったね。」
だって!12月の試合まで時間がないもん。

まだ集中しないと出来ないし、馬のことがおろそかになってるから、
これをしっかり定着させて次のステップへ!!

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管理人
乗馬を初めてもすぐ5年。 悩みながらも楽しんで続けています。