乗馬クラブS

試合に向けて!A2課目特訓スタート「緩んでコントロール」(591、592鞍目)

先生のお手本動画GET!

前回、ベル先生をコントロール不能にしてしまって激しく落ち込んだ後、
配馬を見ると2鞍ともベル!!

いよいよ試合に向けての特訓開始か!
まであと3週間だけど間に合うのかなぁ?

591鞍目@ベル

この時間は先生の下乗り付き♪
やっぱり経路練習なのね。
前回のことがあるので不安でいっぱいだけど…

乗り代わってから常歩でベルにフレームを与えていく
「フレームは馬が持っていくのも許さないし、迫ってもこないように。」

収縮。
「腿の前と股関節を緩ませながら控え拳、つま先に重さが乗らないように。」
「足の裏と腿の裏を緩めて控え拳」

つま先に体重を乗せると腿の前が収縮して前にもっていかれちゃうらしい。
収縮と停止の感覚を確認した後でA2経路練習。

ベルが落ち着いた速歩をしていてくれる時は体を緩めていられるけど、
早くなってくると色んな所が一気にロックしてしまう。
拳を使って前にもっていかれそうになったときほど、背中股関節を緩める。

常歩に落とすところ、右手前の駈歩から斜めで速歩~常歩のところまでは
よかったけど、左手前の駈歩から常歩へ落とせず、蹄跡を走られる…orz

緊急停止して、テンポコントロールの練習へ。
ゆったり、背中緩めて腰緩めて、股関節緩めて乗る。
でも「馬に付いてかない。」

「馬を自分に従わせたいんだから、付いていかない。」
馬が早くなっても、腿と背中と股関節を緩ませる。
「緩ませると馬が走っちゃうんじゃないかと思うかもしれないけど、
それでいい。走ってもいないのに力んでいるからおかしくなる。」

普段から力んでいると、走った時にそれ以上の力が必要になるってことかん?
緩んだままで止める練習。
自分で体を支えて止めるんじゃなくて、緩んで後ろに遅れるだけ。

「緩んだままで馬が早くなると自分が遅れちゃうでしょ?
それでいい。」
「自分が遅れたことで自動で制限の拳が使えるように。」

速歩から緩んで停止の練習を繰り返す。
次は輪乗りに入って駈歩から停止の練習。
ゆるゆる状態で駈歩から停止なんて出来る気がしなかったけど、
止まる、止まった!

テンションが緩い人にはもっとテンションって言うけど、私の場合は常に
オーバーテンションになりがちだから緩めることを覚えないといけない。
緩んで止めるイメージを何度か刷り込んだ後にもう1回経路練習。

右手前駈歩からの斜め~速歩~常歩への流れは一番スムーズにできた!
でも左手前の駈歩から斜めの速歩へ落とすところで、バランスを崩した
ところでベルがフライングチェンジして、反対駈歩がでちゃった。
結局常歩に落とせず、速歩のまま中央線で停止。

最後は、緩んで遅れてテンポコントロールの練習を繰り返す。
「馬が慌てて早くなったら、もっと緩んで遅れて。」
「胴体が馬の基準になるように。」

いつ突っ走るか解らないベルちゃんの上で常に緩んでいて、
早くなった時にぐらついて遅れるってのとんでもなく怖い。

ついて行きたくなるのをぐっとこらえて、緩んでバランスを
取り続けるのが至難の技だ。

でもこれで止められるってのを体に覚え込まさないといけない。
今までは馬にフォローすることばっかりだったけど、経路を回る
ことを考えると自分のペースに従わせないといけない。

これが今までと大きな違い。
この5年間で染み付いた癖を取り除くのは難しいけど、
難しいからこそやり甲斐がある!

 

592鞍目@ベル

本日、2ベル目。
今回も先生に下乗りしてもらう。
先生に自動トラッキングのタグを装着してもらってお手本を撮ることに!

お手本を取り終えたところで乗り替わり。
前の時間でやったみたいに背中、腰ゆるゆるに。
この状態だと何も出来ない気がするんだけど…

ベルが鼻を上げたときだけ少し拳を使う。
サプルになったらまた肩を楽に、その繰り返し。
固くなったら自分の柔らかさを使って馬を柔らかくするように。

馬と自分がサプルでいられる範囲内で歩度の詰め伸ばし。
そう考えるとベルはともかく自分はかなりゆっくりじゃないとサプルで
いられなくなる。
「緩んでいられなくなりそうだったら、また歩度を詰める。」
そっか、詰めていいのか。

テンポコントロールの感覚を確かめたところで経路へ。
斜め常歩からのCからの駈歩で速歩が入る。
左駈歩からの斜め~常歩のところで、回転を待っていられず
常歩に落とせなかった。

回転の時に前に行かず待っていられるように!
手綱を持ち直したり、次の準備の時に自分のテンションが上がって
しまうとベルが慌てて走り込んじゃう。

左手前の輪乗り駈歩からリピート。
回転の時に肩が前にいって緩みが甘くなるらしい。

回転の時に力まずに緩んだまま回転する練習。
蹄跡をテンポコントロールしながら時々巻乗りを入れる。
回転の時に腰が力まないように。バランス注意!

最後は常歩。
一番苦手なやつ!

常歩してるとセカセカして速歩になっちゃう。
それを緩んだままで待たせる練習。
めっちゃ難しい。

恐怖心で体が固くなるのをぐっとこらえて力を抜く。
拳は内側に前方向に使う、後ろに引くと譲る時に
方向が変わっちゃうので自分の(体の)使い方が変わってしまう。

止まれの時に一気に止まれ~じゃなく。
「と・ま・れ」と何度も半減却。
その前から止まるためのテンポに少しずつ調整してから止まる。

やってみると、ピタっと止まった。
常歩で蹄跡を落ち着いて歩く。
隅角の回転で体を後ろに残しておくイメージにすると、回転のときに
ベルが慌てない。

本当に繊細なバランスに敏感なベル先生。
体の反射に任せて乗っていると絶対にコントロールできない。
常歩出歩くだけですごい集中力が必要。
神経が擦り切れそう…

S先生の動画はこちら!