前々回のテーマは「骨盤と脚」だったのでその続き。
今回は「骨盤と上体」
脚に続いて骨盤につながっている上体に取り組む回ってことかな?
骨盤と上体は腰椎でつながっている、筋肉的には腹筋と背筋。
馬に骨盤が動かされている中で上体を安定させるには、腹筋と背筋がいつも交互に切り替わっていないといけない。
595鞍目@ベル
腰をカールすると、腹筋が使われる。
反対にアーチすると、背筋が使われる。
以前やった「骨盤と脚」の時、
お尻が前に出ていく時は腿の後ろのハムストリングが使われて、
股関節が開く。
股関節が屈曲する時は腿の前が働く。
これを上体と組み合わせると、
馬に押されてお尻が前に出ていく時、
腰はカール=腹筋が働く=股関節が開く
軽速歩だと立った時に股関節が開くので、立った時に
ハムストリングと腹筋が働くように=腿の前と背筋が緩むように
軽速歩と正反動を切り替える。
いつもなら早くなって前に突っ込んでいくベルが落ち着いてる。
「馬を減却したい時は、座骨の後ろに体重をかけたい。
腰はカールしたいから腹筋のつながりが欲しい。
=股関節が開いてハムストリングのリンクが必要。」
停止の時や減却のときは腹筋とハムストリングのつながりで拳を使う。
拳に重さがかかった分を座骨の後ろに乗り直せるように。
拳を使ってもっていかれそうになそうになった分、
腹筋・腿裏・上体・骨盤・股関節のつながりが失われないように。
一度停止して動きの確認。
先生が踵を持って前に出そうとするのでそれに抵抗する。
抵抗する時に背中が緊張しないようにする。
先生が踵を前に出す力は、拳を使って上体が前に持っていかれる
時と同じように作用するらしい。
背筋ではなく腹筋とハムストリングのつながりで抵抗するのか。
速歩と常歩の移行を頻繁に練習。
これは私とベルのためのレッスンかな?と思うぐらい。
拳をいつも動かすことは忘れないでいると、ベルは早くならない
むしろ遅すぎるぐらい。
でも、遅すぎるくらいテケテケした速歩の方が私は安心していられる。
尋常速歩としては遅すぎるんだけどね。
拳を使う時、軽速歩で立つ時に
「ハムストリングと腹筋のつながりを感じる。」
てのが今回のテーマみたい。