乗馬クラブS

ハミ受けの練習開始(501,502鞍目)

競技会も終わって、通常レッスンに戻る。
目下の課題は、座骨が痛くないように乗る事。

競技会でいろんな人に聞いても座骨が痛くて悩んでいる
人なんていなくて共感してもらえなかった。
こんなことで悩んでるのは私だけなのかな?

姿勢や骨盤の角度や動きからのアプローチでは改善できず。
先生から今度は馬を柔らかくして背中が持ち上がってシートに
ついてきてもらう方法を試してみようということで、
今回からハミ受けの練習です。

以前から少しずつハミ受けの練習をしてはいたけれど、
時間をかけても明確に馬が変わるほどには出来ていなかったので、
うまく出来るか不安だけど。。。

501鞍目@アンジェ

アンジェに乗るのはすごく久しぶり。
どんな乗り心地だったか忘れてしまった。

まずは停止の状態で手順のおさらい。
まずは内方脚と内方拳で馬の内方フレクションとベンドを求める。
外方の拳は曲がりすぎた首を戻すために使う。

ちょうど良いところが見つかるまではやりすぎちゃうぐらいでいい。
内方脚を使いながら内方拳で馬が内側向くようにすると、
アンジェは口をパクパクし始める。

常歩で歩きながらやるとアンジェは内側に入ってきて巻乗りになっちゃう。
馬が硬いうちは、ラインが変わっちゃってもいいからってことで、
内方脚と拳を使って馬にベンドを求める。

アンジェはグルグル巻乗りしちゃう。
一度止まって、内側を向ける、外側も向けて柔らかくする。
歩き始めるとまたグルグル巻乗りになっちゃう><

蹄跡に押し出したいけど反応が鈍い。
脚と鞭を繰り返し使うと少し、活発な常歩になってくる。
少しずつ前に出しながらようやく蹄跡に出せた。

速歩にしても同様にしたいけど、まだ固いので拳を使うとすぐに常歩に
なっちゃう。
「内側だけじゃなく外側も柔らかく」と言われてやっと思い出す。
どうも外方を忘れがち。

「急な動きじゃなく馬のリズムの中で柔らかいところを探すように」
少し柔らかくなったところで、柔らかい分だけ推進。
推進して固くなったらまた柔らかく、をず~っと繰り返す。
固くなったかどうかのチェックは1歩ごと。

だんだんアンジェの動きが変わってくる。
輪乗りに入って駈歩。
途中、速歩に落ちるも内方拳を使うと数歩で駈歩に戻った。
お尻も痛くない。

反対手前でも同じような感じ。
てかベンドと軽い内方脚だけで駈歩がすっと出た。
あれ?アンジェってこんな子だっけ?

速歩で蹄跡に戻って、柔らかさを保ちながら歩度を伸ばす。
軽い脚ですっと歩度が伸びる。

硬さをチェックと柔らかくする作業で脚も拳も忙しい。
アンジェは右の肩が張るのでずっと右の口が固く感じた。
でもアンジェはハミ受けを求めるのは簡単な方らしい。

お尻のゴリゴリする痛みはほとんど感じなかった。
いい感じかも!!

502鞍目@ベル

フェスの練習が始まってから乗っていなかったベル。
久しぶりで嬉しい♪

アンジェと違って、常歩はスイスイ動くけど頭は上がったまま。
内方脚を使いながら内方拳を使うと少し頭が下がってくる。
内方も外方も向けながら、項を動かしていく。

少しやりすぎぐらい内方を向けたら外方拳でちょうどいいところ
まで戻す、を繰り返す。
一旦止まって、少し内方と外方拳を使うとベルはストンと首が落ちる。
でも歩きだすとまた首が上がってくる。

また止まって、常歩、止まって、常歩を繰り返す。
やっぱり歩くと首が上がってくる。
「どうしても後ろに拳を使いたくなったら横を使って」

速歩で輪乗りに入る。
膨らんでくるのを外方脚で抑えたり、首が曲がりすぎるのを
外方拳で抑えたり、外方のほうが忙しいということを
初めて実感した。

輪乗りでの駈歩。
既に内方向けているのでそのまま内方脚を使うと、すんなり
駈歩が出た。
いつもの高速速歩からではなく、落ち着いた速歩から初めて駈歩を出せた!

反対手前でも同様に出せて、しかも速歩に落ちた後も
超高速速歩にならずにコントロールができた。

ハミ受け練習の注意点

  • 内方拳は馬の口が柔らかくなったら使わない、でも何時固くなるかも知れないからチェックは常に
  • 外方拳は常に使う必要がある、外方拳は常に外方で使う内方に寄っていかない。
  • 内方も外方も拳はこまめに使う。
  • 移行の時も常にコンタクトを保つ。
  • 常に拳はリズミカルに使う。
  • 最終的には馬の肩幅の中でサプルにできるように。
  • サプルネスを失わないようにではなく失われたら取り戻す事を考える。
  • 馬がリラックス出来る場所で人も楽にできるように。
  • 馬が譲ったら人も楽にする。

この事を注意しながら他の課題をやるのは至難の業だけど、
自分のお尻のために馬たちに柔らかくなってもらおう!

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管理人
乗馬を初めてもすぐ5年。 悩みながらも楽しんで続けています。