乗馬クラブS

馬の左右のバランスを整える・常歩は難しい(546、547鞍目)

ベルちゃんのスーパー速歩

前の週に、大雨でレッスンが中止になったので、2週間ぶりのレッスン。
今日は、久しぶりの人たちといっぱい会えて賑やかだった。

相変わらずの雨だったけどねw

配馬はベル大先生とアンジェ小先生だ!
前回のBⅠM研でやったシートの感覚を再現出来るか不安。

546鞍目@ベル

雨は小振りだったけど、ラウンドペン。

今はベル先生を制御不能となっているので少し安心する。
ラウンドペンであっても止まらない時は止まらないんだけどねw

まずは、シートの感覚を確かめる。
以前、普通に座っていたところよりも若干前。
自分ではすごく前に座っている感じだけど、先生からみると
ほとんどわからないぐらいらしい。

でもBⅠMの時のアンジェのときよりも動きが感じない。
少し股関節が固くなっているらしい。

どっから緩めたらいいのか??いつも迷う。
一度止まって先生にチェックしてもらう。
呼吸で骨盤が前傾・後傾できるぐらいに緩める。

ベルちゃんはちょこまかと歩くので動きが小さいのは
気にしなくていいみたい。

常歩で座骨の面が鞍を舐める感覚を確かめる。
右の膝裏を緩める事も忘れずに!

股関節を緩めたままで速歩。
いつものトロトロ速歩、バランスは悪くないらしい。
何度か鞭を使うも、歩度が伸びない…orz

先生が追い鞭をもって少し近づいてくると…
グンッと前に出るケド、先生が追い鞭を置くとスピードダウン。
再び追い鞭を持つと前に出る。

尋常速歩に持っていくのにもひと苦労><
やっと「今が尋常速歩だよ」と言われたけど、
体感はめっちゃ早い!!

「股関節が固くなったり、鐙を踏んじゃうと股関節が
骨盤を運んでしまう。」
「骨盤が股関節をゆらしていられるように。」

股関節を緩めることに全神経を集中する。
軽速歩から正反動へ。
反動が来るので腰が固くなりやすい、緩める。

正反動から軽速歩へ。
腰が緩んでなめらかに移行できると、ベルのペースは変わらない。
軽速歩から正反動へ。
最初の1,2歩かけてバランスを戻す。
もう一度、正反動→軽速歩→正反動へ
こんどは1歩で整えられた!

右手前でも同じように、ベル先生のペースを変えないように
正反動と軽速歩の移行を繰り返す。
ベル先生はバランスに決して妥協しないので、少しでも遅れると
ビューンと早くなってしまう。

正反動の時に自分の体が前に行きたがっている感じがしたので
もう少し後ろに行きたい!って先生に言うと
「行っていいよ。」
怖くていけない!というと
「股関節を緩めて、腰・股関節が緩んだままで後ろに」

先生がいう限界まで後ろに行ってみるけど、ベルのペースは
変わらない。
それでも、頭が前に残ってしまう。
「頭はあと4センチぐらい後ろに行けるよ。」
と言われて、少しずつ頭を持ち上げる。

後ろのギリギリ限界に行けたけど、かなりバランスが危うい。
それに、座骨がゴリゴリする。
「正反動の時は座骨の後ろが緩んで、降りていくように。
このとき、腿が内旋側に向かうように。」

後ろに行くのが怖い!!と訴えると
「硬いままで後ろに行くと馬を煽っちゃうからね。」
そっか、緩んで行けばいいのか…

手前を変えて右の駈歩。
駈歩の感覚は上体はフリーフォール!骨盤はローテーション。
駈歩出たら上体がフリーフォールの感覚になるところまで、
バランスを調整、股関節を緩める。
「常歩のように乗って。」と先生。

途中、シートが外れてスーパー速歩に!
右手前駈歩の時は、馬のバランスが右に寄りやすいので、
左に戻すように、左を向かせてシートも少し左右に動かして、
ベルがバランスを戻せるようにする。

3回めの駈歩で、3周ぐらい先生が無言で見守ってる。
私は私で、全神経を自分のバランスに向けている。

先生が「骨盤のローテーション感じる?」って
言われた瞬間、シートがずれてスーパー速歩に><

「話しかけたらずれるかと思ったらやっぱりずれたねw」
って、めっちゃ集中してたもん。

駈歩中の着地の瞬間をコロナ前の3月と比べてみたら
全然違ってた。

比較してみると、3月頃は着地と同時に上体が後ろに遅れている。
今は真っ直ぐ、だから最近はフリーフォールの感じがするのか。

最後はもう一度、軽速歩と正反動の移行で、バランスの中で
の移行の練習をして終了。

久しぶりにベル先生のスーパー速歩で止められないかと思った。
怖かった~!
先生は「ベルに乗って東京に帰っていいよ。」だって、
それもいいね!

ビュンビュン走られるのは私が知らずにそういう合図をしちゃってるのか?
聞いてみたらそうじゃないらしい。
「ちゃんと左右でバランスをとりなさい、落ち着いて!」
っていう会話が無いんだって。
そっか、今自分のことで一杯一杯だからなぁ。

そして「馬を待たせる」ってことに関しては
今はほぼ影響力がゼロ!!の状態らしい。

なにそれ!ヤバいじゃん!って思ったけど、
「上体の安定が足りないから拳を使うと 自分が崩れちゃうからできないだけ
今はそれでいい。」んだって。

上体の安定の確立が先ってことだね。
前は、上体を固めることで安定を作っていたから、
以前の状態よりは今の方がずっと良いらしいんだけど…

上体の安定の確立もそれはそれで難しいんじゃ?
いつ出来るようになるんだろ?

 

547鞍目@アンジェ

定番になったアンジェ小先生。
ちょっとビックリやさんなので、第一馬場は気が抜けない。

前回のBⅠM研もアンジェだったから、シートの感覚は確かめやすい。
いつもより少し前で座骨の前が鞍に触れていられるところ。
常歩しながら座骨・骨盤・脚の感覚を確かめる。

少し骨盤の前傾が股関節を邪魔しているとの指摘、
少し骨盤を後ろに戻す。
今のアンジェはダウンヒルだから、前にいるような感覚にさせられちゃうんだって。

まずは、常歩で後ろ足がモリモリ動くようにして、からの速歩。
少しずつアンジェがアップヒルになってくる。
拳も少し使っているけど、少しハミも受けている上体。

右手前の輪乗りへ。
アンジェは右肩が張る癖があるので、内側に倒れ込んじゃう。
「ベルの左右のバランスを整えたのを思い出して。」と
言われたので、拳とシートの左右で真ん中を探す。

左手前の輪乗りに入ると、私の右脇腹が潰れちゃうみたい。
右脇腹を伸ばすようにローテーション。
正反動するもまだ、背中が硬いので股関節が固くなる。

左手前の駈歩へ、左の方が回せないと思ったら、
内方フレクションを取るために左拳を使う時に肩が内旋
しちゃってたみたい。
肩を外旋側にもどすと楽に回った。

アンジェの駈歩の継続は難しい。
「上体はフリーフォールだったね、腰からしたはローテーション!」
との声に、自分が遅れていたことに気づく。
忘れてた!!

少し前にバランスを戻す。
フリーフォールの感じに戻れたけど、速歩に落ちる。
「しっかりした速歩から、フリーフォールが受けに上がったところから」
と言われて、頭を持ち上げるイメージをしたら、駈歩に戻った!

その後も何度か速歩に落ちる度に、上に伸びると駈歩に戻る。
駈歩中は、
「フリーフォールで上がるエネルギーを馬の後ろ足にもらう。」
蹄跡へ、速歩に落ちる度に
「小さな左フレクション、フリーフォール、左脚、キャンター。」
の掛け声で戻った。

アンジェの苦手な右手前の輪乗りへ。
右手前になると私のほうが内側に落ち込みやすい。
「真ん中に!」と言われて気づく。

真ん中に戻ると、軽い扶助でアンジェは駈歩になる。
右手前は真ん中に戻ることを気をつけたほうがいいな。
何度か速歩におちるも、真ん中に戻っただけで駈歩に戻れる。
いい感じ、アンジェの右手前攻略のポイントだな。

先生も
「左右がずれても前後の動きを邪魔しちゃうからね。」って

「左右の体重の移行も耳1個分頭は動かすだけ、
それ以上は動かないように。」って
ん??よくわからない耳1個分って?
前から見て耳の横幅1個分のことだったらしい。

「骨盤の動きが脚の動きを助長してくれるように、股関節を緩める。」
「逆はないよ!」と

・左右のズレの修正
・フリーフォール
・股関節を緩める
・体重の移行は耳1個分

あわわ、やることが多すぎて処理能力が追いつかない…

最後は、サプルネスを求めながらモリモリした速歩した後、
モリモリした常歩へ。

常歩のほうが、座骨の前が外れやすい。
最後に先生に「常歩難しいよ~。」って言ったら。

「常歩には速歩も駈歩も全部の動きが入っているからね。」って
でも
「常歩の動きで座骨がついていけるようになれば、全部の動きについてける。」
らしい。

そっか、でも常歩は怖くないから座骨の動きに集中できるのはいいな!

 

 

 

 

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