乗馬クラブS

【A2経路特訓】「上を向いて歩こう」作戦でテンポコントロール(598,599鞍目)

坂本九の状態

12月に愛知県の森林公園で開催される、第10回東海ホースフェスティバルに
ベルちゃんでエントリーしました。

試合まであと1週間、練習できるのは今回を含めてあと2回。
やっと止められるところまで来たけど、不安定感が半端ない。

というわけで、今日も2ベルです❤

598鞍目@ベル

馬場は第3馬場。
20✕60の馬場だけど、40のところにコーンが置いてあって区切ってあった。

馬場へ行く途中、前回のBⅠM研でお腹がスカスカになったこと、確か2年前の集中合宿でやったな~って話をする。
あの時は骨盤にベルトを巻いて、意識が出来たんだけど、「自前のベルト」が出来たってことみたい。
2年もかかってやっとか!!

ずっと拳を使って、ベルを柔らかく。
柔らかくなったら元気に、その繰り返しで丸めていく。

固くなる瞬間がないように、ベルがハミに突っかかって来ないように。
相変わらず一瞬たりとも気が抜けない。
「馬が柔らかくなったら自分の腰も柔らかく」
拳を使うことに気を取られると、背中や腰が固くなる。

1回オール常歩で経路を回る。
常歩で経路を回るのが一番緊張するんだけど…

【ポイント確認】
・隅角は内方脚をちゃんとつけながら
・3湾曲はEとKのど真ん中で2.5馬身直進、内方脚の入れ替えを丁寧に。
・常歩ゾーンの最後は少しずつ外方から手綱を短く
・輪乗りの調整、Xまで届くように曲げすぎ注意。
・蹄跡駈歩は内方の拳で馬を柔らかくしながら、
 内方脚を添えて外方拳でまっすぐ深く行けるように。
 それができていれば、隅角でも内方脚で駈歩をキープできる。
・最後の常歩から速歩は馬が移行を覚えているから、そっと
 ささやくように。(テンション一気に緩まない)

確認が終わってから、少しウォーミングアップ。
少しずつワーキングテンポへ。
私が落ち着けるテンポの3倍ぐらい早くしないとワーキングテンポ
にならない…
脚を使ってバランスを乱したくないので、拍車をつけてはいても
鞭に頼ってしまう。

前に出すことを考えていると、ベルのサプルネスがおろそかになる…
そして、ベルを柔らかくしようと拳を使うことに気を取られると
背中と腰が固くなる…

輪乗りに入ってラインの確認、蹄跡にちゃんと1歩入ること、
Xまで届いても曲げすぎないように。
4箇所にコーンを置いてもらう。

駈歩が安定しない、すぐに速歩に落ちてしまう。
そこで速歩に落ちた時の対応の練習。

先生が「オー」と言ってベルを速歩に落とす。
落ちたらすぐに駈歩発進><
落ちたら体勢を整え直さなくていいから、すぐに内方脚を外旋する。

「今まで駈歩してたんだから、体勢を整えなくていい。
 90%ぐらいは馬の準備はできてるから。」
だって、馬が速歩になりきっちゃう前に再発進する。

左手前になると、輪乗りに入れなくなる><
入れなかったら緊急停止!
やっと輪乗りに入れたけど、拳の忙しさが半端ない。

「もっと拳の動きを小さくしていいよ。」と言われて
動きを小さくしようとすると、ベルがランニングを始める。
小さくするのが難しい…

何回か、駈歩から速歩に落ちた時の練習をするけど、
途中輪乗りから蹄跡に逃げられて、緊急停止。
私の扶助が曖昧だったから、ベルのコントロールが難しくなっちゃった><

ここで、先生と乗り替って調整してもらってから経路へ。
先生の後なのでベルは柔らかいけど、維持するために拳を使っていると
だんだん前のめりになっていっちゃう。

「半分電灯ぐらいだよ。」
そっか、いつも電灯のつもりでいればいいのか…

駈歩~速歩~常歩ゾーンは若干怪しい。
常歩ポイントから走り込まれて輪乗りに入られちゃう。

最後のGのラインも行き過ぎた…
課題は沢山。

599鞍目@ベル

2回めのベル先生❤
今度は第一馬場、電灯がないので第三馬場は苦手だw

この時間は、経路の練習に集中できるように先生が先に乗ってくれた。

最大の難関、常歩ゾーンはベルの常歩の
1・2・3・4のテンポの1と3の時に馬の頭の動きに
フォローするように拳を使う。

手綱はXを超えたらちょっとずつ持ち直す。
んだけど、手綱を詰めようとすると私のテンションの変化を
ベルが感じて速歩になっちゃう><

手綱の持ち直しって難しい…

右手前輪乗りから駈歩、X~Mの常歩移行はセーフ。
ここで気を抜くと速歩で走り込まれる、
「みぎ~、ひだり~、みぎ~、ひだり~」と先生。

慌てて走り込まれそうになってもそのまま行かせず、
ちゃんと一度止める。
「馬の頭の動きが一番小さいのが速歩だから、
 馬の頭を止めようと思うと速歩になっちゃうよ。」
と、もっと動かさないといけないのか。

苦手な常歩の練習。
ベルはセカセカ速歩になりたがってる。

「速歩になりそうだったら、自分が重く潰れる。」
潰れてもベルに引っ張られてランニングされると
「もっと電灯、もっと後ろ」
と言われて後ろに倒れる。
「そうそこ、自前のベルトがあるところでしょ。」
あ、自前のベルトのことすっかり忘れてた。

自前のベルトが働くところで拳を使うんだった!

一度手綱を長くした後
「馬の頭が止まらないように、馬の頭の右左の動きを
使いながら手綱を短く。」
「両方の拳がガチっとなって馬の頭がとまらないように。」
そっか、両方の手綱を一度に短くすると止まっちゃうんだ。

しばらく常歩で手綱を長くしたり、短くしたりする練習。
片方ずつ拳を使うタイミングで緩んだ分だけ持ち直す
感じでいいのかな?

反対側の手でつまんで詰める時も、できるだけ動きを小さく。
両手をできるだけ揃えておいて動きが小さくて済むように。
緊張感が半端ない、常歩の練習。

やっと輪乗りで駈歩へ。
右手前の駈歩の方が、止まりやすい。
左手前は走り込まれて常歩に落とすポイントがずれる。

「自前のベルトで本物のベルトをすっかすかに!」
拳を使うことや他のことに気を取られると忘れちゃう><
止められなくて慌てると特に…

ランニングしてるときこそ、自前のベルト。
常に動きが無くならない。

あと、ランニングを「許さない!」固い意志が必要。
歩けと言ったら歩く、止まれと言ったら止める。

テンポコントロールしながら蹄跡を常歩、Cから速歩。
ランニングを止めようと拳が強くなると上体が持っていかれる。
もっと、腹筋とハムストリングで支えが必要なんだ。

「拳よりも自前のベルトが大事。」と先生
そうか、拳を使うことよりも自前のベルトを強めることを
考えれば拳は自然に強くなるのか。

2回目の経路へ。
常歩ゾーンで、
「もっと電灯、もっと電灯、上を見て!頭の中で
坂本九の”上を向いて歩こう”がいつも流れているように。」

経路回り終わってから”坂本九”の動きの確認。
先生が”上をむ~いて、あ~るこ~う♪”と歌ってくれたw

「坂本九のまま手綱を短く。」
「頭は前を向いて、体は坂本九。」
背中を反らないように気をつける、お腹で上を向く。

坂本九を意識しながら、駈歩パートから経路へ。
右は怪しかったけど、左からの常歩と最後の速歩は上手くいった。
ベルが走り込まなかった(*^_^*)

最後もう1回経路に。
「速歩の段階から坂本五ぐらいで行こう。」

常歩ゾーンで「坂本九」に。
自前のベルトをスッカスカに出来るところで「坂本九」

右手前駈歩からのX速歩~常歩は上手くいった!
Cまでの常歩ゾーンも「坂本九」のまま!
問題の左手前、なんとかHまでに常歩に落とせる。

ここからCまでの短い常歩ゾーンでいつも走り込まれる。
「坂本九のまま、お腹で歩く。」
と言われてお腹の下の方に重心を落とすイメージ
にするとベルが落ち着いた。

最後の半巻から停止へ。
はぁ~、なんとかなった。

ずっと坂本五でいなくちゃ!
坂本五のところが自前のベルトが使えるところみたい。
九っていうとそこからかなり後ろに行かないといけない。
それが、結構怖いんだよね~。

緩んで遅れて止められるっていうイメージが
自分の中に染み込んでいないからかな?
後ろに行くのがすごく怖い。

試合まであと1週間。
練習できるのはあと1回、頑張ろう。

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乗馬を初めてもすぐ5年。 悩みながらも楽しんで続けています。