乗馬クラブS

馬にフラフラ揺らしてもらう骨盤×落雪注意のグループレッスン!(622,623鞍目)

つらら落下中

今年最初のBⅠM研前の金曜レッスン。
クラブにつくと、馬場の周りは雪だらけ!
スキー場みたく眩しいくらい。

今週はBⅠM研Weekなので木曜コースの人と土曜コースの人たちと
久しぶりの再会、でもってそのメンバーで2鞍目はグループレッスンです。

配馬は固定のベル先生とアンジェ
第一馬場は使えないので、ラウンドペン。
だけど、ラウンドペンの隣の小屋もラウンドペンの周りもつららがいっぱい><

ベル先生は落雪ぐらいで動じたりはしないから安心だけど、アンジェは心配だ~。

622鞍目@ベル(マンツーマン)

厩舎に向かう前に、届く範囲のつららを落とす。

とりあえず、前回の感覚の確認から。
先生がいい感じだと言ってくれた時を再現してみる。

「先週はゆるゆるでこんな感じだったんだ~。」
思いっきり脱力して、自分ではかなり下に潰れているイメージ。
こんなんでいいの?と聞くと「いいよ。」と。

「もっと股関節が緩んでもいいぐらい。」
「股関節を緩めようとするとき、膝裏も緩めてね。」

膝裏を緩めようとすると、足が重く下に降りるのはいいの?
と聞くと、「膝のアップダウンを許せるように。」と
許せるようにってのがよく分からない。

「少し持ち上げるようにしてればいいの?」
つま先で持ち上げないように、というので
「どこで持ち上げるの?」と聞くと
持ち上げるというより、曲げるのを許すようにとのこと。

イメージがよく分からないけど、固まらないようにだけ気を付けていると。
「悪くないよ。」とでも手前を変えると
「下から膝を持ち上げようとしている。」と注意される。

う~ん、膝をフラフラさせようとするとどうも持ち上げようとしちゃう><
「お尻が揺らされるのに合わせて膝の角度が変われるように、
フラフラしている膝裏ね。」

うまくできないでいると、
「手で梨状筋のところを圧迫して、腿の外旋を助けてごらん。」
と先生が鞭の柄で梨状筋のところを押すと、腿が少し外旋する
「梨状筋が緩むと内旋、縮むと外旋が起きる。」

今度は鐙を脱いで、先生が私の足をもって内旋・外旋する。
お尻のところの梨状筋が伸びたり縮んだりするのがわかる。
右だけやって鐙を履くと、鐙が短く感じる。

骨盤の動きが梨状筋を活発に伸び縮みさせてくれる。
骨盤が動かないと、梨状筋も働かない。
つまり、外旋がしにくいってことだ。
うむ、理屈はわかる。

速歩へ、
「正反動でそこを揺らしてもらてごらん。」と
速歩になると、常歩の時より揺れが大きいので、骨盤が動く。
何周かしていると、時々ふっと緩んでフラフラになる時がある。

「それが、馬にしがみつこうとしたり、揺れに抵抗しようとすると揺らされなくなる。
もっと、馬に揺らされよう、楽に飛ばしてもらおうとして。」
頑張ってバランスを支えようとすると動きがなくなっちゃうんだ。
何となくわかった!

トロトロの速歩でいい感覚になったところで、もう少しベルに動いてもらう。
でも、頑張ろうと固くならない。
「自分が大きく動ける(動かされる)ようにするところまでがシートの仕事、
そのあとは脚の仕事だよ。」
「緩んだ股関節で脚が自由だから、軽やかな脚ね。
脚の仕事までシートでやろうとしない、シートの仕事を脚でやろうとしない。」

一度常歩で手前を変える。
常歩になるとまた骨盤の動きが少なくなって、脚がフラフラしなくなる。
常歩が難しいね、というと。
「常歩は、ゆっくりで大きな動きだからね。
自分の骨盤も大きく動かされて、梨状筋もゆっくり大きく動く。」

速歩へ、なんかゆるゆるの状態で速歩に行けた。
どこにも固さを感じないノーストレスな感じ。
この感じを失わないように、尋常速歩まで持っていく。
どこも固めないように、全神経を集中!

尋常速歩になったところで、正反動。
ボンボンするけど、固まらない!飛ばされながらバランスを保つ
事だけを考える。
正反動と軽速歩を頻繁に切り替える。

ベルのペースを変えずに正反動と軽速歩の切り替えができたところで駈歩。
前回いい感じだった左手前。
少し外方の座骨に体重を多く乗せる感じで、そこを支えにすると
動きに一致しやすい。

いい感じで、ベル先生もリラックスしながら走ってくれる。
「内側ばっかりにならない。外方もサポートしてあげて。」
と言われて、内方を向けすぎていたのに気が付く。
ごめんよ~ベル先生!m(__)m

「ゆったり速歩、サカモト、常歩」
めっちゃスムーズに速歩→常歩に移行できた!
常歩になって固くならないように注意。

手前を変えて、前回うまくいかなかった右手前。
ゆるゆる、フラフラしながらベルに揺らしてもらう。
速歩・正反動からの駈歩。

あれ?いい感じ。
ベルもリラックスしてる。
「ハミ受けしてリラックスしてるから、もっと弾発ね。」
と、ちょっとずつ元気に。
「もっと攻めれるよ、限界に挑戦!ベルチャレンジ。」
でも、あんまり頑張ると固くなっちゃうので、固くならないことを優先した。

前回グダグダだった、右手前だけど1回も速歩に落ちずに走ってくれた。
速歩に落とした後は少し失敗してランニング気味に。
サカモトキュウで速歩に。

少し常歩でゆったり歩く練習をしてから、速歩でクールダウン。
かなり早い速歩だけど、
「そのままのスピードで、ゆったり大きく、緩んで重心が低く、
下の方で揺れる~~~、なみあ~~~し。」
ピタッと常歩に。

今なんで止まったの???
「スムーズだったでしょ?」
うん、何の苦労もなかったよ?
「いいじゃないw、苦労がないことはいいことだw」

「馬がしっかり体を使って、セルフキャリッジしてれば止まれる。
ライダーが背中を固めて馬が背中を使えないと止まれない。」
ということらしい。

途中何度か、大きな落雪があったけど、流石のベル先生はビクとも動じなかった。
だから大好きなんだよベル💛

623鞍目@アンジェ(グループ)

ESJに通い始めて4年になるけど、K先生のレッスンは初めて。
というか、S先生のマンツーマンレッスン以外はほとんど受けたことがないのだ。
ジュニア出身で校長先生仕込で、怖いという噂…ドキドキ💓

S先生専属 BⅠMメンバーばかりの5頭の部班。
馬場は、落雪注意のラウンドペン><
アンジェはビビりやさんなので、めっちゃ心配。

順番はやっぱり最後尾、でもって先頭はルナちゃん。
前頭馬場に入ったところで、手前を変える。
「手前を変えている間はショートカットしないように。」
との注意、回転が急になってしまうからだって。

外では車の音、屋根からはしずくがぽたぽた、たまに雪がドサッ。
アンジェがびっくりしないように、ずっとずっと
「大丈夫、大丈夫」と拳を軽く握ってコンタクトを忘れない。

速歩になってからエクササイズ。
座る座る立つ、立つ立つ座る。
立つ立つからお尻を右・左。

と、ここで先頭のルナが暴走!
最後尾の私とアンジェの直前まで突っ込んで急停止。
2番目にいたマースが驚いて、乗っていたHさんが落馬。
ルナに乗っていたSさんも落馬、というより鞍からずれて足から降りた。

アンジェ!偉かった!びっくりしなかったね。
いっぱい褒めてあげた(⌒∇⌒)

Hさんのエアバッグが膨らんでしまったので、クラブのを持ってきてもらう間、
常歩でぐるぐる回る。
S先生が心配して安否確認に来てくれた。

ルナはK先生が乗り替わって少し落ち着かせる。
その内側を他の馬はぐるぐる歩くんだけど、ルナが通るたびに
アンジェやレオがジロっと見る💧

ルナが落ち着いたところで、レッスン再開。
順番が変わってマースが先頭、2番手レオ、3番目にルナ。
軽速歩で何周か回って元気に。

その間もつららが落下する度にちょっとバタつく。
アンジェも少し走りこんだりするけど、大きくは乱れないので良かった(´▽`) ホッ

常歩、停止からライディングのレッスン。
まずは常歩で歩いてから、号令がかかって止まるまで何歩かかるか数える。

自分の思った歩数で止める練習。
歩いて、10歩目でぴったり止まれるように。

次は常歩から速歩へ、速歩で号令がかかって10歩目で常歩へ。
ピタッと止まってしまうのは直前でしか準備してないから、
なめらかに移行するには、いつでも止まれる状態であることが必要。

アンジェがびっくりしないように少し拳をにぎにぎしながら、速歩、常歩、停止を繰り返していると。だんだんハミ受けしてきて弾発が出てきちゃった><
反応が良くなってちょっと焦る💦ケド

「ハミ受けしてきて、一番動きはいい。」と褒められた!
でも、内方姿勢を取らせすぎないようにとの注意。
内方拳ではなく、内方脚を軸にベンドさせることが重要とのこと。

ベルの時もそうだったけど、内方拳を使いすぎる癖になってる。
以前、「やりすぎないと、ちょうどいいところがわからない。」と
言われてたせいだな。
そろそろ丁度いいところを見つけられるようにならないと…

馬が時々バタつくので、緊張してお尻が固くなりやすい時は、呼吸が大事。
息を吐くことで横隔膜につながってる筋肉が緩んで股関節もストレッチしやすく
なるんだって。
移行の瞬間に息を止めないようにと。

手前を変えて、同じように練習。
途中落馬があったりして中断したので、レッスンが押してる。
K先生気を使って「これで終わりでいいですか?」って聞かれたので、
せっかくアンジェがいい感じなので、ちょっとだけ駈歩したいと言った。

K先生のレッスン初めてだしね。
左手前だけ駈歩を見てもらう。
「とても上手だけど、内方の拳で引っ張ちゃってるので、外方拳を
低くして内方脚から押し出すようにと。」
やってみると、外方のつながりが良くなったみたいに感じた。

というわけで、無事落馬せずにレッスン終了。
アンジェ!いい子だった。
偉かったね!

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管理人
乗馬を初めてもすぐ5年。 悩みながらも楽しんで続けています。