今年はオリンピックの予定だったので、フェスができない代わりに
新設されたコース、BⅠMホースマンシップコース(BHC)の2回目。
第1回はG.W.だったのだけど、緊急事態宣言中で行けなかったので、
今回が初参加です。
10時開始なので、前日ホテルに止まって朝クラブへ。
BⅠM研を受けている人限定のコースなので、知った顔ばっかりなので
少し安心していたんだけど..
配馬を見て絶句。
えっ!!ルシェル!?乗ったこと無いんだけど…
一気に不安でいっぱいに…orz
校長先生の「図形運動の原則」のデモンストレーションを見た後、
午前中のレッスン。
先生たちの下乗り中に皆で横木を並べる。
下乗りの先生たちが横木をまたいだり、飛んだり。
えっ!?私達やるのあれ?無理だよねぇ?
横木は3級試験でまたいで以来、やってませんよ?
ましてや駈歩なんて無理でしょ?
校長先生が「あそこまではやらないけど」と言うので
ちょっとホッ。
10人なので、2組に別れてレッスン、私は後半組なので、
馬装のため厩舎へ、どんな事やるか見たいのに…
でも前回参加できずグルームの講習出来なかったので、
これはこれでやっておきたい。
レオちゃんの馬装担当、久しぶりの裏掘り♪
レオちゃんの足小さくて可愛い❤
前夜にホテルで前回のグルーミング講習のビデオを見て
予習したので手順はだいたいわかってる。
タテガミと尻尾のブラッシングは初体験。
ブラッシングすると、本当に尻尾サラサラになった!
宝馬では蹴る子がいるので、後ろ足に近づくの怖かったけど、
ここの馬たちはみんないい子だ、大切にされてるんだね。
548鞍目@ルシェル
初めての校長先生のレッスンで初めて乗るルシェル。
でもって初めての輪乗りでのキャバレッティ。
もはや不安要素しか無い…ドキドキ❤
この時間のテーマは「輪乗りの 横木通過」
ルシェルは馬場で乗り替わり。
前の組のレッスンが終わっていないので、少し
馬場の端っこでドキドキしながら待つ。
前のグループのアキちゃんがどんどん加速しちゃって、
止まらなくなってる。
校長先生が乗り代わって調整するも、乗り代わるとまた加速!
校長先生もどんどんヒートアップしてって、空気がピリピリ。
ようやく終わって私達のグループの番。
全頭で蹄跡を常歩して、1頭ずつ速歩でキャバレッティに入る。
うわぁ~緊張で、口から心臓が出そう…
ドキドキドキドキドキドキ…
まずは、左手前から。
前の馬がキャバレッティを出たら速歩スタート。
バーの真ん中を目指して入る。
内方脚から外方拳の斜体扶助で外方の方をコントロール
することを意識する。
いつも、内方拳を使いすぎて失敗するから。。。
速歩はなんとか通過出来た。
続いて駈歩、駈歩でキャバレッティも初めて。
てか、その前に駈歩発進できるのか不安だったけど無問題だった。
ルシェルはいい子だった。
左手前はなんとか通過できた。
続いて右手前で速歩。
「着地が遅い、もっと早く」と言われた。
ん?立ちすぎてんのかな?
2周目少し早めを意識すると
「今のでちょうど」と言われた。
で問題は駈歩。
ちゃんと出来ないとXから輪乗りに入ってもう1周やるんだけど…
中央線でどんどん外側に膨らんで、輪乗りへ戻れない!
校長先生の「右開き手綱!」の声にやってみるも2周目も失敗…orz
ここでK先生に乗り替わり。
ふぇ~難しいよ><
K先生が乗り代わって何回かキャバレッティを
回ってくれてる間、日差しが熱くてジリジリするので、
日陰へ退避。
再び乗り代わる時にK先生からアドバイスもらった。
中央線の横木に向かう時に、垂直に曲がるぐらいのイメージで!
わかった!やってみる。
1回目、なんとか通過して中央線も入れたけど、
2回目で制御不能に!!
3回目は更に悪化して、輪乗りに戻れずそのまま蹄跡へ!!
途中、S先生を引きそうになった。
もう、緊急停止だ!と思って思いっきり後ろに寝て
止めようとしたけど、止まらない。
そのまま、左手前で蹄跡に突っ込んでいく。
校長先生の
「右を引っ張れ!絶対に右だ!」の声に
思いっきり右を引っ張る。
それでも回らず加速していくので、右手綱を両手で掴んで
目一杯の力で引っ張ったら、やっと回った…
ちょうど、C側の隅角まで来ていたのでそのまま速歩。
中央線のところで右拳を使うと、すっと曲がってくれた。
もう1周速歩で回ったところでようやく終了…
外方拳のことばっかり考えてて、内方拳が足りなかった
のかなぁ?
暑さとテンパった分、激しく体力消耗して
降りる頃にはもうフラフラだった。
手綱を思いっきり引いたので手もプルプルしてた。
30分押しでレッスン終了。
お昼が食べられる気がしなかったので、エネルギーゼリーですませた。
こんなんで午後もつのか??
暑さもヤバかったので、アイスノンで首を冷やして横になる。
549鞍目@アンジェ
最近、特訓中のアンジェなので少しは安心。
乗り替わりなので、前半は見学。
この時間のテーマは「輪旋運動と駈歩発進」
どっちも苦手科目です。
てか、乗馬で得意なことなんてあるのかな?
まずは、馬の後ろ足を動かす練習。
第2蹄跡で停止した状態で、1頭ずつ前肢旋回。
1頭ずつってのが緊張する。
次は第2蹄跡で停止して馬場の内側に向かって90度
前肢旋回して、まっすぐに反対側の第2蹄跡で停止
また90度前肢旋回して第2蹄跡を速歩。
続いて第2蹄跡を速歩、自分で決めたところでなるべく90度に近く回る。
隅角をに入るところで、後ろ足に乗って90度の前肢旋回をするイメージ。
左手前はなんとなく出来たのかなって思うけど、アンジェは
右手前で内側にもたれてくるので難しい。
内方の肩に鞭を使いながら回った。
次は右手前で輪乗りのラインに入って常歩。
オープン側のラインだけカニ歩きをさせる。
常歩で練習した後、速歩でやる。
アンジェが真っ直ぐに行こうとするのを、止めようとすると
固まってしまう。
後ろ足を動かしたいけど、ビタット止まって動かない。
拳と脚の塩梅が難しい。
3回目ぐらいから少しわかってきた、アンジェは前に出すのを
優先したほうがいいみたい、拳が強いと硬直しちゃう。
真っ直ぐに行かないけど、ちょっとだけ斜めに行ける具合を
探しながら繰り返す。
「後ろ足に乗る」と言うのがどういう感じなのかイマイチわからない。
でも、少し座骨の後ろを感じるところで内方脚を使うと、
アンジェはゆっくり駈歩になる。
ちょっとコツがわかってきたところで、左手前は終了。
ここで校長先生の解説。
馬の内方の後ろ足が入って駈歩発進をすると後ろ足が低くなる。
踏み込まないと前のめりに発進するからライダーはバランスを失ってしまい、
馬も速歩に落ちたり、走ったりする。
そのために、自分は絶対に自分の姿勢を変えてはいけない。
小さく踏み込んで発進できるとバランスの良い駈歩ができる。
そのための準備が後ろ足を動かすこと!
問題は右手前、大丈夫かな?
はじめは速歩で練習。
やっぱり、右は硬いなぁ。
1回は反対駈歩がでちゃったけど、あとの2回は成功。
心配だった、右手前の方がすんなり終わった。
タテガミの編み込み講習
講習といってもK先生がやるのを見てただけ。
毛量の調整のために、タテガミの毛を抜いちゃうのは
ちょっと衝撃的だった。
カットすると毛が伸びてきた多くなりすぎちゃうんだって。
抜くのを嫌がる子はすきバサミで漉いてもいい。
三編みはキツめに先端まで編み込んで、折りたたんでゴムで止める。
前髪は短くて下まで三編み出来ないので編み込み。
編み込みは少し難しそう、やったことないしな。
総括
一人ずつ、他のライダーを見て思ったことを言っていく。
私は自分が乗り代わる前にアンジェに乗っていた人が拳が強すぎ
って言われていたのがなんでそうなっちゃうのか不思議だったけど、
自分が乗り代わって実際にやってみたら難しかったと言ってみた。
アンジェは簡単じゃないんだって。
馬が低いから?馬が体をあげていないかららしい。
アンジェは下が広くハの字みたいに立っている、
だから余計に内方脚と外方拳が重要。
走り込むような馬なら、前をしっかり止めてから脚だけど。
アンジェはエンジンが掛かっていない状態なので、
まずはどんな運動でも前に行くことをさせる必要がある。
私については、通常のスピードではシートやバランスは悪くない。
でも馬が意図せずに加速してしまったりすると、シートが失ってしまう。
だから、ルシェルの時にコントロールを失ってしまったのか。
だから、馬のスピードに乗っていく練習が必要。
あと、斜体扶助の練習と着地を早くすること。
それって立ちすぎてるのか?と思ったら、
立った時に止まってる時間があるらしい。
そうなんだぁ?全然気づかなかったケド。
どんなイメージで着地したらいいんだろう?
今度、マンツーの時にやってもらおう。
あと、後ろ足に乗るってのがどういう感じか確認しよう。
次回は、いよいよ検定と経路練習。
2ヶ月後だけど、どうしようか悩む。
2級受けるにしても、ESJ-Aにしてもやるならベルちゃんで
やりたいんだけど、今は制御不能状態だしなぁ。
今年は夏も少しはレッスンできそうだし、
間に合うかどうか、今度先生に相談してみよう。