乗馬クラブA

正反動の練習には鐙上げをひたすらやらないとダメ?(156,157鞍目)

やっぱり平日は平和だなぁ~。
今日は個人レッスンを入れている。

前回ナナちゃんで巻乗りとかクリアできたから、今日は別の子だろう
と思ったらやっぱり、ちょっと難しい子だった。

以前、駈歩出すつもりが速歩になっちゃって
苦労した記憶がよみがえる。

156鞍目@ジャズジェイシー

寒くなってジャズはいい感じにモコモコになってる。
蹄跡行進の時に流れで先頭になるかと思ったけどセーフ。

初心者さん入りの6騎の部班。
後ろの2騎が遅れて毎回内回りされてる。
なんだか、最近このパターン多い。。。

まぁ、ジャズは普段通りいい感じで動くので、
馬間距離気を付けながら着いていく。

後半はいろんな軽速歩。
立つ立つ座る、座る座る立つ、立つ立つ座る座る
など。。。

157鞍目@フロイライン(個人レッスン)

始まる前に、以前に別の先生で駈歩出せずに苦労した話をすると。
「意味わかんない」と一蹴
「全然出せるよ、俺なら。」って
いつものセリフ。
「やることそんなに俺らと変わらないんだから。」
「普通にやって難しいならそう言うし。」
って言うけど
う~ん、不安。

下乗りから乗り代わって軽速歩。
少し元気にしてからの、
「巻乗り、絶対10mね。」
ちょっと膨らんだ。

もう1回、今度はいいかも?
「うん、いいね。」
「じゃ、駈歩。」

発進を試みるも、速歩に。。。
やっぱりダメだ。
「もっと首を上げさせて、走ろうとしてるから
騎座で押してないから出ないんだよ。」
言われた通りやってみる。。。
と出た!本当に出た!
でも数周で止まった。

なんで?
「手綱が長くてハミがかかってないから
こいつは止まれると思っちゃうんですよ。」
ハミがかかる?何の事だろ?

とりあえず手綱が長いってことは分かったので
手綱を短くして頭を上げさせる。
「鞭使ってもいいから、頭を上げさせて。」
で再度発進。

結構いい感じで出る、しかも止まらない。
スピードに乗ってきたところで巻乗り。

巻乗り数回クリアしたところで、手前を変えて
右回りで同様に。
できた!以前苦労したのがウソみたい。

「じゃ次、正反動の練習しましょう。」
「とりあえずやってみて。」
跳ねる、跳ねる。

「思ったほど跳ねてないよ。」
そうかなぁ?

「とりあえず、鐙脱いじゃいましょ。」
「足を鐙より前に出さないように。」
「背中の動きを感じて。」
うむ、背中が左右動くのが分かる。

合わせて股関節を動かすと、少し座りやすくなった気がする。
「じゃ、そのまま軽速歩」
「お尻はそんなに上がらなくていいから。」
やってみる、できた。

鐙脱いで、軽速歩と正反動を交互に繰り返す。
足を真下に延ばして乗る練習らしい。
「じゃ~、そのまま下を見ないで鐙を履いて。」
「履けるよ、俺なら。」ハイハイ
1周ぐらいで何とか履けたけど、深い。
もう1周で微調整。

そのまま、正反動で乗っていく。
「はい、そこから駈歩。」
すごくスムーズに出た、しかも早い。
早くなりすぎたので、抑えようとする。
「引っ張っちゃダメ、ゆっくり動いて。」
おお!落ちた。
「手綱で止めようとすると余計早くなるから。」
でそのまま巻乗り。
クリア!

「鐙を脱いだ状態から履くときに、短いって思ったでしょ?」
確かに窮屈に感じた
「地面に立った状態で、その真下に鐙があるのが理想。」
「鐙が短いと膝が曲がって、上体も前傾気味になるから
鞍との接地面が大きくなって跳ねる。」
「まだ鐙が短いけど、また延ばすと乗れなくなるから。
鐙を脱いでいた時の感覚で体を伸ばして乗るように心がける。」
「あと2穴ぐらいは延ばせる。」

最後の駈歩が早くなったのは、鐙を脱いで練習して
乗り方が変わって、馬が動きやすくなったから。
「この乗り方ができるようになると、いろんな馬が
動かせるようになるから。」
とのこと

「勢いで乗らず、頭使ってね。」
確かにこの先生は理論的に説明してくれるので
理系の私には納得しやすい。
「正反動できるようになるには鐙脱いで練習するのが一番早い。」
「これからはこの練習をしていきましょ~。」
「駈歩なんかより正反動の方が難しいからね。」
Fちゃんの駈歩への苦手意識もなくなったし、

こんなに集中して正反動の練習できたのは初めて。
今日も新しいことできて面白かった~!

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