乗馬クラブA

初見の馬に走られて負傷!いちおう帰りに病院へ(208,209鞍目)

中3日での再びレッスン。
仕事の休みの関係でこんなになった。
クラブに着くと、いつも土日に来る会員さんに久しぶりに会った。

彼女も2週間前に3級取って、土日の駈歩部班レッスンについていけず、
平日に練習に来たんだって。
うんうん、分かる分かる。

私なんて土日来る勇気なんてない。
配馬は、マロンちゃんとシルクエスケープ(初見)。

208鞍目@マロン(個人レッスン)

マロンは部班にしてほしかったのに、先生の好みだな。
乗り代わってすぐに軽速歩。
「最近動きが固いんだよ。」
「せっかく力抜いて乗れるようになってきてたのに…」
「馬の上で全然体が動いてない。」

3級のレッスンしてから調子がおかしくなってる。
経路通りに回らなくちゃいけないプレッシャー。
でもって、それが終わると駈歩部班で駆歩を出さなきゃって
いうプレッシャー。

もう前どうやって乗っていたのか忘れちゃった。
駈歩発進のおさらい。

手綱を短く。
歩度を詰めて内方姿勢。
外方脚を引く。
発進したら手を前にして手綱を譲る。

駈歩中に手を動かさない。
個人レッスンでは苦労しないのに、なんで?
やっぱり固くなってるから?
「部班で常歩の時にちゃんと溜めを作っておかなきゃダメ」
「号令来たらすぐ発進できるように。」
「頑張りすぎない、馬を動かして楽に乗る。」
「脚で固くなってしんどいんなら鞭使っていいんだから。」
しばらく発進の練習。

あと力抜く練習。
「手を振らない、前に置いておく。」
「正反動もっとちゃんと座って。」
「手を動かさない。」
なんか要求が厳しくなってる。

3級取ったからって急に上手くなるわけないじゃん!
もうどうやったら力が抜けるのかも分からなくなってる…
最後に次に乗る馬について聞いてみた。
「めっちゃ難しい。」
「★3がマックスだとしたら★4」
え?マジ、なんで2回目でそんな配馬なの?
「正会員さんにいい馬を押さえられちゃったから。」
うーん、じゃあ仕方ないね。

209鞍目@シルクエスケープ

前の先生に難しいというのを聞いて惨敗を覚悟した。
乗ってみると、あんまり脚に反応がない。
鞭を使ってもあんまり反応が感じられない。
やっぱり重いのかな?
なかなか元気に常歩にならない。

速歩は出るけど、遅い。
置いて行かれないように脚と鞭で歩度を上げる。
正反動も反動は大きめ。
鞭を使わないとおいて行かれる。

この時点で駆歩出るのか不安でいっぱい。
常歩に落として蹄跡へ。
こっからは順番に駆歩。
相変わらず常歩はトロトロ。

それでも前の時間のことを思い出して、
手綱を短くして、鞭と脚で溜めを作る。
号令と同時に外方脚を引いて、発進したら手綱を譲る。
出た!

でもなんか遅いしリズムが合わない。
先生から「もう少し前に出さないと、リズム合わないです。」
仕方ないので鞭。
とりあえず、出たけどリズムが難しい子だ。

全然合わせられない。
2回目:リズムが合わないし、長蹄跡で内側に入っちゃう。
3回目:巻乗りを入れる。
スピードが足りず、途中で速歩に落ちる…orz
再発進は成功。
4回目:何とか巻乗り成功。少しリズムも合ったか?
手前を変えて同様に。
発進は問題なく、巻乗りも何とか。

で、終わりかと思ったら、前の2騎同時に発進の号令。
え?まだ?
で私と後ろの子には準備の号令。
この時に問題は起きた。

エスケープがもう後半になって動きが良くなっているのに
私がプレッシャーをかけすぎていたらしい。
号令かかってないのに、走り出す。
1度止まったと思ったら、再度暴走。

止められない、長蹄跡を走って、隅角曲がったところで巻乗りに。
「鞭捨ててください。」と先生からの声に
内方に持っていた鞭を捨てる。

スピードが出ていて遠心力で投げ出されそうになったところを
外方の鐙で踏ん張ってこらえる。
「グキィッ!」左足から嫌な音が…
後ろに思いっきり倒れて、やっと常歩まで落ちた。
ふぇ~!焦った。

常歩になったところで、先生から軽速歩の号令。
脱げていた鐙を履こうとしたら、痛っ!!
痛くて足首が曲がらない。

先生に言うとそのまま休め常歩に。
「後半はテンションが上がってくるので、
その辺も考えながら鞭使ってください。」
シルクエスケープのテンションの上がり具合がよく分かっていなかった。

常歩トロトロだったし。
割とデリケートな子なんだって。
左足をつかないように下馬して、歩こうとすると
痛い、足付くとめっちゃ痛い。

引馬と手入れを先生にお願いして。
ブーツを脱いで近くの水道で冷やす。
しばらく冷やしてブーツを履こうとしたけど、痛くて履けない。
仕方なく更衣室まで左足は裸足でひょこひょこ歩いていく。

私と同じ駈歩部班新人の会員さんが荷物を持ってくれて
受付で湿布をもらってきてくれた。感謝!

途中で会った先生に
「走られて、足ひねった」と言うと笑われた。
やっぱりね、アンタそういう人だよ。

更衣室で苦労して着替えて、帰ってきたベテラン会員さんに聞くと
シルクエスケープは駆歩部班の中ではオートマな子なんだって。
「難しい=駆歩が出にくい」と思ってたのが間違いだった。

やっぱり、私が鞭でプレッシャーかけすぎたから怒って切れちゃったんだね。
暴走されるぐらいなら、発進できないぐらいのがずっとマシだった。

あそこで踏ん張らずに落馬しちゃった方が傷は浅かったかもとか
思うけど、落ちてたらどこ打ってたかわからないしなんとも言えない。

帰る前にシルクエスケープのところに行ってお詫びの人参。
ゴメンよ~、次から気を付けるからまた乗せてね。

早く治したいので帰る途中で家の近くの整形外科へ。
幸い自転車に乗るのは痛くない。
レントゲンで骨は問題なし。
足の甲の靭帯の捻挫との診断。
痛みが引くのに2週間ぐらいかかるとのこと。

湿布と包帯で固定してもらって帰ってきた。
できるだけ安静にして早く治そう!

レッスンというより、来月の合宿には万全で臨みたい。
もう1回、脚や鞭じゃなく騎座での推進を勉強し直すのだ。

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管理人
乗馬を初めてもすぐ5年。 悩みながらも楽しんで続けています。