バスの中で目を覚ますと、外がすごい砂埃。
道路わきの畑から、強風で土が舞い上がって前が見えないぐらい。
バスを降りて、受付に行くまでの間、馬場で学生さんの馬が
1頭暴走して、柵前で跳ねたりしてる。
これ、レッスン大丈夫か?
163鞍目@ダンツジャッジ(個人レッスン)
この強風でレッスンできるかどうか?
下乗りするのかと思ったら
「俺、自分が大事だから乗らないよ。」
と言って調馬索を持ってこさせ、ダンツを回す。
オイオイ、自分が乗らないのに客を乗せるのか!
まぁ、怪我したら仕事できなくなって大変だよね、お互い。
「やばかったら、やめましょ。」
もちろん!
とりあえず、軽速歩。
いつも通りに合わせたつもりだけど、鐙がグラグラ。
「いつもの綺麗さがないなぁ。」
一旦止まって鐙を直す。
うん、今度は安定。
とりあえず、軽速歩で元気にした後、常歩からの駆歩。
この子は左回りの駈歩が出にくい。
出そうに頭を上げるも出ない
「そこは、怒って!」
というので、鞭入れると出た。
急に出たので、内側鐙が外れる。
「それ何とかして。」
止まっちゃダメなのね。
なんとか半周ぐらいで履けた。
数周してから速歩に落として手前を変え。
右回りで同様に、右は発進スムーズ。
また速歩に落として手前を変える。
続いて正反動。
「ちょっと反動大きいから座りずらいよ。」
う~ん。座りずらいというより鐙が怪しい。
少し安定してきたところで、そのまま駈歩。
駈歩→正反動→軽速歩→常歩→正反動→駈歩に戻る
上手くできた時は先生が
「ナイス!」
と言ってくれた。
移行の練習。
私の場合、それぞれの歩様は上手く乗れてるが、
移行が上手くできてないようだ。
そりゃ、今まで1個ずつしか練習してないもんね。
なので、駈歩から速歩に落とすとき、次に駈歩がすぐ出る
ぐらいの速歩をしなきゃいけないのに、ダラダラ速歩になっちゃう。
速歩から常歩の時も同じ。
自分でも下方移行の時はホッと一息みたいな、気分になってるもんね。
きっと馬にも伝ってるんだね。
速歩→駈歩とかの上方移行は割と楽だけど、
駈歩→速歩の時にスピードというか前進気勢を保ったまま落とさないといけない。
特に正反動速歩に落とすときは楽な駈歩からしんどい速歩になるので止まりやすい。
乗馬はいかに移行をスムーズにできるかが重要。
ここが出来ないと3級経路は回れない。
部班でもそこを意識して乗ると良いとのこと。
だんだん、要求が難しくなってる。
「センタードライディング」の本にも移行の仕方が書いてあったっけ。
ちゃんと読み返しておこう。
ダンツくんは駈歩の維持がイマイチだったので、クリアとはいかないなぁ。
しばらくこの子で練習が続く予感。
強風で先生の帽子が何回か飛んだし、声はよく聞こえないし
最悪のコンディションだったけど、とりあえず個人レッスンが1鞍目で良かった。
2鞍目の前に、馬房掃除をしていると先生が来て2鞍目中止の連絡。
お手入れした後、バスの時間まで2時間ぐらい更衣室でゴロゴロ。
直近3回ぐらいずっと強風。
というか毎日こんな感じらしい。
次回は金曜日、雨は大丈夫だけど風が吹きませんように。