最近、2部の個人レッスン営業が始まったらしい。
今まで部班しかやってなかったんだけど、ほとんど人が来なくて
個人レッスン1鞍だけの営業に変更したんだって。
個人レッスンが取れないと皆困ってたもんね。
しかも全指導員の中から指名できるらしい。
203鞍目@ジャズジェイシー
この子に乗るの久しぶりだ。
初心者含む8騎の部班。
こりゃ動かんな…
予想通り、速歩→止まる→速歩の繰り返し。
骨盤を開いてやると、ジャズはスイスイ進む。
ほぼ脚はいらない。
前が止まりがちなので、隅角で深く回ったり
スピード落としたりと色々工夫するも、やっぱり最後は
止まっちゃうよね。
終盤、正反動。
ジャズは結構乗りにくい。
先生から跳ねすぎとの指摘。
最後のアドバイスでも
「正反動が酷いけど、他はOK。」
初心者入りの部班だと、正反動の練習しない事の方が多いし。
でも、へたっぴにあまり練習させると馬が背中を痛めちゃう。
駈歩部班に行ったら、いっぱいできるかな?
204鞍目@マロン(3級経路個人レッスン)
この子は駈歩部班の子。
以前2回ぐらい乗って、1回は個人レッスンで駆歩発進に苦労した
苦い経験が…
今日は駈歩部班の人が少なくて部班が成立せず。
個人レッスンを受ける駈歩部班の人の乗り代わりが私って訳か。
馬場に出ると、先生が馬場が広すぎると言って、直し始める。
学生が間地切ったらしい。
「こいつは下乗りしなくて大丈夫だから。」
って本当?
学生を呼んで手伝わせて、馬場を直しながら、
「乗ってていいよ。」
マジで下乗りしないつもり?
以前苦労した話をすると
「こいつはマジで簡単だから。」
乗ってすぐ、
「蹴って蹴って、鞭も使って」
相変わらず荒っぽい気合の入れ方。
でも気合入ってスイスイ動く。
軽速歩で手前変換数回やった後、常歩からの駆歩。
やっぱり手こずる。
「体起こして、顔上げさせて、鞭!」
出た。
出ちゃえば割とスイスイ。
「巻乗り、少し曲がり難いよ。」
予告通り、膨らんだ。
「半巻」
の号令で何回か速歩に落ちる。
「なんで半巻で止まんのよ?」
こっちが聞きたいわ!
「駈歩部班の馬たちは、ハミをガッチリ入れないと気合が入らないから」
「もっと手綱を短く持って」
言う通りにすると半巻でも止まらなくなった。
ちょっと膨らんじゃったけど。
「経路覚えてる?」
うん。
「じゃー入場からやってみよう。」
入場って?
速歩で蹄跡左回りから中央線に入って真ん中で止まる。
で敬礼からスタート。
1回目。
中央線からでるところでショートカットされる。
巻乗りで速歩に落ちちゃう。
で鐙が脱げる。
最後の駈歩発進も早すぎ。
「馬が焦って、先走りすぎてるからちゃんとコントロールしないとダメ」
暑いので1周深呼吸をしながら常歩。
2回目。
先走りは少し抑えられた。
巻乗りはクリア。
でも鐙が脱げる。
脱げたまま続行、しばらくしたら履けた。
「脱げてもいいケド履けないのはダメ。」
なかなか履けなかったのは前に足が流れてるからだって。
巻乗りで脱げるというと、
「体が傾いてるんじゃない?」
そっか、気を付けてみよう。
再度、1周常歩で息を整える。
3回目。
突っ込み気味も修正できて、
鐙も脱げず、何とか回れた。
先生からは「OK!」
でもたまたま感が半端ない、と言うと
「たまたまで3級経路は回れないよ。」
と先生は言うが、成功確率が悪すぎる。
「あと何回か練習して3級とりましょ。」
「夏時間前に終わらせたいんだけど。」
うん、それは同感。
来週も入れたから。
ってことで経路レッスンは終了。
お手入れ終わって、クラブハウス横で道具を片づけてると
通りかかった先生が
「もう、試験やっちゃおうか?」
って、え~~~!!正気?
「だって3級のレッスン面倒だし。」
面倒だからって、どういうことよ!!
「今日の最後ぐらいできたら合格できるよ。」
心の準備ができてないよ!!
それに筆記試験もあるんでしょ?
「筆記はもう6月は受けられないから7月だね。」
あれ?別々なんだ。
「じゃー、もうやっちゃおう!」
「とりあえずこれ書いて」
と3級試験の申込書を書かされる。
個人レッスンの予約表をパラパラめくりながら
「来週の予約、3級経路じゃなくて3級試験にしとくから。」
本気だこの人。
だって、経路のレッスン1回しか受けてないよ!!
「2回やったじゃん」
1回目は個人レッスン中にサービスしてもらったから、
そうなんだけどさ~、練習少なくない?
皆もっとやってたよ。
馬は誰でやるの?って聞いたけど
「わかんない。」
「今日のMでいいんじゃない?」
まぁ、いいけどさ。
Mちゃんは駈歩部班で人気の子だから、その日の配馬次第ってことか?
「じゃー、来週やる気で来てね。」
というわけで、押し切られて
来週の火曜日に3級試験を受けることになっちゃった。
不安しかないんだが…